函館で行われた戊辰戦争最後の戦いは?
会津藩、庄内藩の降伏で追い詰められた旧幕臣たちは函館に渡り新政府軍に抵抗しました。函館で行われた戦いの名称を答えてください。
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五稜郭(ごりょうかく)の戦いもしくは函館戦争です。
旧幕臣 榎本武揚(えのもとたけあき)、新選組副長 土方歳三(ひじかたとしぞう)らは軍艦開陽丸で函館に渡り五稜郭に入ります。
蝦夷地を制圧した旧幕府軍は、箱館政権の樹立を宣言しました。この政権を蝦夷共和国(えぞきょうわこく)と呼んでいます。
この動きに対し新政府軍も鎮圧部隊を函館に送り、各地で旧幕府軍と戦闘を行います。
兵力で上回る新政府軍が戦いを有利に進め、五稜郭に追い込まれた旧幕府軍は降伏勧告を受け入れました。
五稜郭の戦いが終結したことで戊辰戦争は終わったのです。
土方歳三は戦死、榎本武揚は東京に送られおよそ2年半投獄されます。釈放後は新政府に入り外務大臣などを務めました。