1871年欧米を歴訪した使節の名称は?
1871年欧米を歴訪した明治政府の使節団の名称を答えてください。
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岩倉使節団(いわくらしせつだん)です。
明治政府は幕末に締結した不平等条約を改正するための予備交渉として欧米各国を歴訪する方針を決定します。
岩倉具視(いわくらともみ)、大久保利通(おおくぼとしみち)、木戸孝允(きどたかよし)、伊藤博文(いとうひろぶみ)など、随員・留学生を含めると100名を超える大規模な使節団となりました。
三条実美(さんじょうさねとみ)、西郷隆盛(さいごうたかもり)、大隈重信(おおくましげのぶ)などが留守を預かり政務を担当します(留守政府と呼ばれた)
使節団の外遊は当初の予定より長引き、条約改正も思うような成果をあげることができず約1年10か月後に帰国します。
帰国後は征韓論を唱える留守政府と対立し明治六年の政変が起こりました。