1877年に起きた士族の反乱は?
1877年に最大規模の士族反乱が起きます。最後の内戦となったこの反乱の名称を答えてください。
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西南戦争(せいなんせんそう)です。
征韓論で下野した西郷隆盛は故郷の鹿児島に帰ります。
私学校を設立し士族の教育につとめる西郷でしたが、廃刀令や秩禄処分の実施で特権を剥奪された士族の反乱が各地で相次ぐと、触発された私学校生徒らが明治政府の徴発にのり暴発します!
不平士族に担がれ鹿児島で挙兵した西郷は熊本に侵攻しますが、熊本鎮台の激しい抵抗により苦戦を強いられます。
要所である田原坂をめぐる戦いで敗れた西郷軍は鹿児島に帰還すると城山に立てこもります。
政府軍に周囲を囲まれ袋のネズミとなった西郷軍は突撃を繰り返し多くの者が戦死しました。
負傷した西郷も別府晋介に首を打たせ自刃!国内最後の内戦西南戦争は政府軍の勝利に終わりました。
西南戦争の敗戦により士族の抵抗は武力から言論(自由民権運動)へと移っていきました。