集会条例（しゅうかいじょうれい）です。

大阪会議の結果、板垣が政府に復帰したことで愛国社の活動は下火になりますが、意見の対立から板垣が再び政府を離れると、植木枝盛（うえきえもり）らの働きかけで愛国社は国会期成同盟（こっかいきせいどうめい）と名を改め再興します。

国会期成同盟は国会開設請願書の提出を試みますが、政府が受取りを拒否したため実現しませんでした。

早期の国会開設を望む声が高まり政治結社の運動が活発化すると、政府は集会条例を定めて活動を規制しました。

集会条例・・・政治に関する集会を開催するときは、3日前までに管轄する警察署に届け出て認可を受けなければならない。