第二議会当時の内閣総理大臣は?
1891年に招集された第二議会当時の内閣総理大臣の名前を答えてください。
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松方正義(まつかたまさよし)です。
薩摩出身の松方正義は明治政府の内務卿、大蔵卿を歴任し、山県有朋のあとを受け第4代内閣総理大臣に就任しました。
松方正義は第二議会、第三議会のときの内閣総理大臣です。
第二議会では多数を占める民党が藩閥政府批判と軍事費削減を要求しました。
民党の海軍予算削減案に憤慨した海軍大臣樺山資紀(かばやますけのり)が「こんにちの日本の安寧があるのは薩長の功績である」と議会で演説(蛮勇演説)を行います。
藩閥政府を擁護し、海軍予算の削減を批判した樺山に反発した民党は団結して予算削減案を可決しました。
松方内閣は衆議院を解散して第二回衆議院議員選挙が行われることになったのです。