品川弥二郎（しながわやじろう）です。

長州出身の品川弥二郎は吉田松陰の松下村塾で学び戊辰戦争では奥羽鎮撫総督参謀として各地を転戦しました。

第1次松方内閣の内務大臣に就任しますが、松方内閣は議会で多数を占める民党と対立し衆議院を解散します。

第二回衆議院議員選挙が始まると、品川は警察隊を動員して民党の選挙運動を妨害しました（選挙干渉）

全国で死者25名を出す激しい選挙干渉を行いますが、結果は民党優勢はかわらずその後の議会運営は混乱しました。