1900年伊藤博文と憲政党が提携してつくった政党は
1900年憲政党が伊藤博文を総裁に迎え新たな政党を結党しました。この政党の名称とこの政党を批判した人物の名前を答えてください。
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立憲政友会(りっけんせいゆうかい)、幸徳秋水(こうとくしゅうすい)です。
隈板内閣崩壊後に第2次山県有朋内閣に協力していた憲政党ですが、山県は治安警察法で労働運動の取締りを強化したり、軍部大臣現役武官制、文官任用令の改正で政党を抑圧する政策を実施しました。
超然主義的な政策をとる山県に見切りをつけた憲政党は伊藤博文に近づき1900年に立憲政友会を結党します。
藩閥政府の要人である伊藤とかつて自由民権運動で闘争を繰り広げた旧自由党系の憲政党が手を結び組閣したことを幸徳秋水は新聞「万朝報(よろずちょうほう)」で批判しました。
立憲政友会を与党とする第4次伊藤博文内閣が誕生しますが、貴族院の抵抗にあいわずか7か月で退陣しました。