2個師団増設問題で内閣を総辞職に追い込んだ陸相は?
1912年2個師団増設問題で内閣を総辞職に追い込んだ陸相の名前を答えてください。
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上原勇作(うえはらゆうさく)です。
1911年中国で辛亥革命が起こり翌年に中華民国が成立しました。
東アジアの情勢が不安定化すると、1910年に韓国を併合していた日本では陸軍が韓国に常駐させるための2個師団増設を内閣に要求します。
しかし、第二次西園寺公望内閣は財政難を理由にこの要求を拒絶すると、陸相の上原勇作が単独で大正天皇に辞表を提出する事態となりました。
陸軍は後任を推薦せず陸相不在となった第二次西園寺公望内閣は軍部大臣現役武官制によって総辞職に追い込まれました。