1339年に執筆された南朝の正当性を示した歴史書と著者名は?
後醍醐天皇に仕えた公卿が南朝の正当性を記した歴史書を1339年に執筆しました。この人物名と歴史書名を答えてください。
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北畠親房(きたばたけちかふさ)・神皇正統記(じんのうしょうとうき)です。北畠親房の系統は、第62代村上天皇の孫である源師房(みなもとのもろふさ)を祖とする村上源氏です。南朝の勢力を拡大させるため各地を転戦した親房は、東国(常陸国小田城)の陣中で神皇正統記を執筆したといわれています。「大日本者神國也」で始まり、日本の建国から後村上天皇までの皇位継承と事跡を著し、南朝の正統性を主張した内容となっています。