1399年周防、長門など六カ国の守護が起こした反乱は?
1399年周防、長門、豊前、石見、紀伊、和泉の六カ国を領有した守護大内義弘(おおうちよしひろ)が室町幕府に反乱を起こしました。この乱を何と呼んでいるでしょう?
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応永の乱(おうえいのらん)です。平安時代から続く名門の大内氏は、周防や長門で大きな勢力を持っていました。室町時代当主となった大内義弘は山名氏が起こした明徳の乱で幕府軍に加わり鎮圧を行います。その功績として紀伊と和泉の守護を与えられ、合計6カ国の守護となり最盛期を迎えます。しかし、守護大名の弱体化を図る3代将軍足利義満の圧迫に耐え切れず挙兵すると、大軍で攻めかかる幕府軍を相手に善戦しますが、最後は討取られ乱は終結しました。応永の乱の結果、大内氏の所領は周防、長門のみとなりました。