武田氏(たけだし)です。
武田氏は河内源氏の棟梁源頼義の三男 義光(よしみつ)を祖とする甲斐源氏の一族です。常陸源氏の佐竹氏とは同族です。武田信虎の代に甲斐国を統一して戦国大名となります。
信虎の子信玄は鉱山開発によって得られた金を財源に、信濃、駿河、遠江にも進出して領土を拡大しました。室町幕府15代将軍足利義昭の求めに応じ京を目指しますが、上洛の途中で病死します。
家督を継いだ勝頼は1575年長篠の戦いで織田・徳川連合軍に敗れると、勢力を失い国人衆の離反が相次ぎます。1582年に織田信長の侵攻を受け天目山で自刃して果てました(武田家滅亡)