宮城(きゅうじょう)の別名は?
天皇の居所や官庁のある区域を宮城(きゅうじょう)と呼んでいますが、宮城の別名は何でしょう?
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大内裏(だいだいり)です。
天皇の居所である内裏(だいり)と各官庁が置かれた区域の総称が大内裏です。
古くから宮城と呼ばれ、のちに大内裏という名称が使用されるようになりました。
大内裏は、内裏と朝堂院で構成されています。内裏は天皇が生活をする場所。朝堂院は天皇や官僚が政務、儀式を行う場所で、複数の建物で構成されています。
朝堂院の正殿(中心的な建物)が大極殿(だいごくでん)で、天皇が御座する高御座(たかみくら)がありました。
大極殿は飛鳥浄御原宮や藤原宮のころにはすでに存在していたと考えられています。