740年大宰少弐に左遷された人物が起こした反乱は?
式家 藤原宇合の子が740年に北九州で反乱を起こします。この乱を何と呼んでいますか?
答えはこちら
藤原広嗣の乱(ふじわらのひろつぐのらん)です。
737年藤原四子が天然痘で相次いで病死すると、実権は橘諸兄(たちばなのもろえ)に移ります。
大宰少弐に左遷された藤原宇合の子 藤原広嗣は、橘諸兄の元で政治を担っていた吉備真備と玄昉の排斥を画策しますが、この行為が政権を刺激して対立状態となります。
広嗣は配下の兵を動員して北九州で挙兵しますが、大野東人(おおののあずまびと)を将軍とする追討軍によって捕縛され処刑されました。