743年廬舎那仏(るしゃなぶつ)の建立を発願した詔は?
743年聖武天皇は紫香楽宮(しがらきのみや)で廬舎那仏(るしゃなぶつ)の建立を発願します。このときの詔を何と呼んでいますか?
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大仏造立の詔(だいぶつぞうりゅうのみことのり)です。
権力闘争による治世の乱れや、天然痘の流行による社会不安が広がる中、聖武天皇は仏教の力で世の中を鎮めようとします。
743年遷都した紫香楽宮で廬舎那仏(るしゃなぶつ)の建立を発願する大仏造立の詔を出します。
この詔によって金銅像の造立が開始され752年に完成しました。廬舎那仏は東大寺の本尊となります。