仏像に眼を描き完成させる儀式は?
752年東大寺の大仏(廬舎那仏)に眼を描き完成させる儀式が行われました。この儀式を何と呼んでいますか?
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開眼供養(かいげんくよう)です。
743年大仏造立の詔によって廬舎那仏の造立が発願されます。一時中断したものの747年に平城京で再開され752年に完成しました。
東大寺大仏の開眼供養は、聖武上皇、光明皇太后、孝謙天皇などが出席して盛大に執り行なわれました。
これまで東大寺の大仏は1180年と1567年の2回焼失しています。
1180年は平家による南都焼討、1567年は松永久秀と三好三人衆の戦闘による火災で焼失しました。