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港川人、山下洞人、浜北人、三ヶ日人、牛川人の特徴

日本列島にいつごろから人類が住みついたのかは諸説ありますが、一般的には旧石器時代(更新世)だと言われています。その証拠となる人骨は各地で発見されていますが、その代表的な港川人、山下洞人、浜北人、三ヶ日人、牛川人の特徴をあげてください。

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港川人(みなとがわじん)・・・沖縄県港川の採石場で発見された人骨。ほぼ全身の骨格が見つかっていて旧石器時代後期(およそ1万8千年前)の人骨と推察されています。

山下洞人(やましたどうじん)・・・沖縄県山下町で発見された人骨。子供の大腿骨と脛骨、腓骨が見つかっており、およそ3万2千年前のものと推測されていますが、はっきりしたことはわかっていません。日本で発見された人骨の中で最も年代が古い。

浜北人(はまきたじん)・・・静岡県浜北で発見された人骨で旧石器時代後期(1万4千年前~1万8千年前)の新人の人骨と推測されています。

三ヶ日人(みっかびじん)・・・静岡県三ヶ日町(浜松市)で発見された三ヶ日人は旧石器時代の人骨とされてきましたが、最近では縄文人の骨という認識が一般的になっています。

牛川人(うしかわじん)・・・愛知県牛川町の採石場で発見された骨。当初は旧石器時代中期の人骨と思われていたが、最近では人骨ではないという意見が多数を占めています。