1930年農村で起きた恐慌は?
昭和恐慌の中、農村部を襲った大不況の名称を答えてください。
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農業恐慌(のうぎょうきょうこう)です。
世界恐慌と浜口内閣の失策により日本は昭和恐慌に突入しました。
1930年は豊作の年でしたが、米価が下落し農家の収入は減少します(豊作貧乏)。翌年になると東北地方が大凶作にみまわれました。
さらに世界恐慌の影響で生糸の輸出が減ったこともあり農家の暮らしが困窮します。
東北の農村部では食事を満足にとることができない欠食児童(けっしょくじどう)が増え、生活苦から娘を身売り(人身売買)する悲劇もみられました。