日独伊三国同盟（にちどくいさんごくどうめい）です。

軍需物資確保のため北部仏印進駐を実行した第二次近衛内閣は、アメリカ、イギリスへの対抗策としてドイツ、イタリアと三国同盟を締結しました。

同盟を締結したのは第二次近衛内閣の外相松岡洋右。

この同盟では、アジア、ヨーロッパにおける新秩序の建設とお互いの指導的地位を承認し尊重することが決められます。さらに、アメリカやイギリスと戦争になった場合は相互援助することを約束したのです。

これに対しアメリカは日本への屑鉄、鉄鋼の輸出を禁止する経済制裁を行い、両国の関係はさらに悪化しました。