1941年日米交渉でアメリカが示した最終提案は?
1941年11月 日米交渉でアメリカの国務長官が日本につきつけた事実上の最後通牒のことを何と呼んでいますか。
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ハルノート(ハル=ノート)です。
アメリカ、イギリスとの戦争を回避するため近衛内閣は1941年4月から日米交渉を継続してきました。
1941年10月近衛文麿が退陣を決意すると、近衛内閣の陸相であった東条英機が組閣します。
1941年11月アメリカの国務長官ハルは、中国および仏領インドシナから日本軍が全面撤退することを要求してきました。この文書のことを「ハル=ノート」と呼んでいます。
日本側はこの条件を到底受け入れることはできず、事実上の最後通牒(さいごつうちょう)だと判断した東条内閣は12月8日ハワイ真珠湾を攻撃して英米との開戦に踏み切りました(太平洋戦争開戦)。