東久邇宮稔彦（東久邇宮稔彦内閣）です。

鈴木内閣総辞職後に皇族出身で陸軍大将もつとめた東久邇宮稔彦（ひがしくにのみやなるひこ）が組閣しました。

東久邇宮稔彦は陸軍出身ですが中国やアメリカとの戦争に反対していたという経緯があり昭和天皇の意向で組閣しました。

東久邇宮は皇族出身として唯一総理大臣になった人物です。一億総懺悔（いちおくそうざんげ）を唱え降伏文書の調印や軍部解体など終戦処理を行いますが、GHQと対立して54日で退陣しました。

在任期間54日は歴代内閣で最短でしたが、2021年第一次岸田内閣が衆議院議員総選挙のため衆議院を解散したことで在任期間38日となり最短記録を更新しました。

=東久邇宮内閣の政策、出来事=
降伏文書調印
敗戦処理