前回は、デスクトップパソコンの熱対策として掃除をしましたが、今回は扇風機を使用してみました。
ほとんどのデスクトップパソコンには、吸気用と排気用の穴が何箇所かあります。
私のPCには上、横、後ろの3箇所にあるのですが、横の穴に扇風機をあててPCを6時間ほど使用してみました。
扇風機を使用する前は、ハードディスクの温度が41度でしたが、使用後は38度まで下がりました。使わないよりは使ったほうが良いといった感じでしょうか。
使用した扇風機は、家電量販店で売っている小型扇風機です。USB扇風機でも試してみたのですが、パワーが足りずほとんど効果がありませんでした。
扇風機を使う場合の注意点ですが、PC内の熱を放出する排気口にあてると逆効果になります。自分のパソコンのどの穴から熱い熱が排出されているかを確認してから使用してください。
今年のような猛暑では、エアコンをつけ室温を下げた状態でパソコンを使用するのが一番良い熱対策です。ハードディスクの温度は室温+10度から15度ぐらが目安なので、室温が35度であれば、45度から50度にもなります。
さすがに、ハードディスクの温度が50度を超えると、暴走を起こし強制的にシャットダウンされます。このような状態を何度か繰り返すと、やがてハードディスクは壊れます。万が一のときに慌てないためにも、大切なデータは必ずバックアップをとっておきましょう。
デスクトップパソコンの熱対策としては、この他にハードディスククーラーも販売されています。ハードディスクは振動に弱いので、ハードディスクに取り付けるのは賛否が分かれますが、エアコンがない部屋で長時間PCを使っている人は、試してみる価値はあると思います。