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空き巣に入られたら 防犯カメラの設置を!

空き巣に入られたら

先進諸国の中では、日本が一番治安の良い国、安全な国だと言われてきました。しかし、近年は欧米型の凶悪な犯罪が増えてきました。


小さいお子さんが犯罪に巻き込まれることも多くなり、親御さんはとても心配だと思います。そのせいか、街のいたるところに監視カメラが設置されるようになってきました。

一度空き巣に入られたら、また狙われる

それでも、日本はまだ安全なほうだといえるでしょう。私たちが凶悪犯罪に巻き込まれる確率はそれほど高いものではありません。しかし、空き巣や車上荒らしなどの窃盗に関する犯罪は増加傾向にあります。


一般の家庭は、セキュリティーの甘い家が多いため、空き巣に狙われやすいのです。特にこれからの日本は高齢化社会となり、一人暮らしの高齢者が増えていきます。
空き巣に狙われないためにもセキュリティー対策を強化する必要があります。


特に一度空き巣被害にあっている家庭は注意が必要です。
空き巣は一度入った家をもう一度狙うと言われています。


しばらく期間を開けて防犯意識が薄れたころに再び侵入するのです。空き巣によっては、期間を開けずにすぐに侵入する場合もあります。


「一度入られたから、しばらくは大丈夫だろう!」などと思っていると、また被害にあってしまいます。一度空き巣に入られたら、何らかの防犯対策を講じるようにしてください。

空き巣対策・防犯カメラ

一般家庭のセキュリティー対策といえば、まず頭に浮かぶのが防犯カメラではないでしょうか。
防犯カメラは設置するだけで相当の効果があります。空き巣は侵入する前に下見をすると言われています。


下見の段階で防犯カメラのある家は候補から外れる可能性が高くなります。防犯カメラを設置しているということは、防犯意識の高い家ということになります。


防犯カメラ以外にも何か対策をしているかもしれません。他に入りやすい家があるわけですから、わざわざ捕まる可能性の高い家には入らないのです。


一般的に防犯カメラは、被写体を写すカメラとカメラの映像を映すモニター、録画をするレコーダーの機能が一体になっています。監視することが目的なら録画機能は必要ないので、カメラとモニターがあれば十分です。


空き巣対策として防犯カメラを設置するなら、録画機能はほしいところです。また場合によっは、夜間でも撮影することができる暗視カメラの機能も必要になってくるかもしれません。


暗視カメラには赤外線式と超高感度式があります。カメラを玄関にとりつける場合、外が真っ暗なら赤外線式カメラのほうがきれいな映像を残すことができます。


外がある程度明るい場合は、超高感度式でもいいでしょう。赤外線の場合、赤外線が届く範囲しか撮影することができないので、広範囲の撮影には向いていません。

空き巣

多くの場合、防犯カメラを設置する場所は玄関となります。空き巣は玄関から侵入することが多いからです。玄関に設置する場合は、防水タイプのカメラを選ぶ必要があります。玄関に雨よけがあったとしても、風が強いときは雨が吹き込んでカメラが濡れてしまうからです。


その他の機能としては、空き巣がカメラに近づくと、赤外線で感知して光を点灯したり、音を鳴らしたりするものもあります。機能が増えればそれだけ値段も高くなるので、自分に必要な機能と予算を考えたうえで選ぶ必要があります。

ボックス型とドーム型

防犯カメラの形には、ボックス型とドーム型があります。ボックス型は名前からもわかるように、箱型の大きなカメラです。天井から下げて設置します。ボックス型の特徴は、誰が見ても「そこにカメラがあるな!」とわかることです。


監視されていることがわかるので、犯罪発生の抑止力になります。デメリットはカメラのレンズの向いている方向がわかってしまうので、死角をつかれてしまうと効果がなくなってしまいます。

防犯カメラ

ダミーカメラもこのボックス型を採用しています。ダミーカメラとは、撮影や録画のできないカメラのことで、見た目監視カメラに見えるので、犯罪の抑止力になることを期待して設置するものです。


ダミーカメラの場合、本物だと思わせないと意味がないので、安っぽいカメラは避けるべきです。通販では実物を見ることができません。写真と実際の見た目は違うので、ダミーカメラを購入するなら、店舗で実物を見て購入するようにしましょう。


ドーム型は半球状式の防犯カメラです。家庭にあるシーリングライトのように天井に取り付けるタイプなので、目立つことはありません。一見すると照明に見えるので、カメラが設置されていることに気づかない人も多いのです。


ドーム型カメラのメリットは、半球状なので死角がわかりずらいことです。犯罪を犯そうとする者にとってはずっと見られているような感覚になります。また、ボックス型に比べて広範囲を撮影することができます。


デメリットは、カメラの存在に気づかないことが多いので、抑止力としての効果は薄くなります。また、画質もボックス型よりも若干劣る商品が多いように思います。

防犯カメラの価格

一昔前に比べて防犯カメラの価格はだいぶ安くなっています。無線LANやwi-fi、スマートフォン対応など、新しい技術の導入によりいろいろなタイプのカメラが販売されているので、自分の用途に応じて商品を選ぶことができます。


無線LAN対応の防犯カメラ・・・無線LAN対応の防犯カメラは、外出中に室内を見たりする場合に重宝します。


お子さんの様子が見たい!ペットが淋しがっていないか心配!そんなときにはこの無線LAN対応の防犯カメラを設置すれば、外出先でもスマートフォンさえあれば室内の様子を見ることができます。


価格も1万円を切る商品があるので、費用をあまりかけたくないという方にはおすすめできる商品です。


スマートフォン対応カメラ・・・専用のアプリをダウンロードすることで、防犯カメラをスマートフォンで遠隔操作したり、映像や静止画をスマートフォンに録画することができます。侵入者を感知した場合、スマートフォンでその通知を受け取ることができます。


ワイヤレスカメラ・・・防犯カメラを設置する際に面倒な配線工事が必要ありません。以前はワイヤレスカメラは、画質の悪いものが多かったのですが、最近は高画質で録画できる商品が増えてきました。


赤外線防犯カメラの価格・・・7,000円~40,000円

赤外線、録画機能、防水機能付き防犯カメラの価格・・・13,000円~50,000円

ワイヤレス防犯カメラの価格・・・7,000~35,000円

防犯対策