押入れのカビ対策・スノコを使って湿気をとる
最近のマンションなどは高い気密性が特徴にもなっているため、カビ対策を年中行わなければならない場合が多いようです。浴室やキッチンなどの水回りなどのカビ対策も大変ですが、実は押し入れもカビが繁殖しやすい場所なのをご存知でしょうか。
押入れを閉め切っている家では、押入れを開けたときに鼻にツンとくる臭いがすることがあるでしょう。こんな臭いがするのであれば、押入れの中にカビが生えている証拠ですので、すぐにカビ対策を行ってください。
押入れは布団や衣類などを収納するところですので、どうしても湿気が溜まりやすくなってしまいます。それらをたくさん収納し、押入れを閉めてしまうとその湿気が逃げる場所がなくなるため、カビが発生してしまうのです。布団や衣類にカビが繁殖するのは衛生的に好ましくありませんので、押入れにもカビ対策は大切です。
押入れのカビ対策に大活躍してくれるのがスノコです。ホームセンターなどでも数百円で購入できますので、スノコのない人は購入することをお勧めします。スノコの使い方ですが、押入れの床に敷き詰めるのはもちろん、さらに壁に立てかけるようにしてください。
こうすることで、押入れの床や壁と収納物との間に空間ができますので、風通しが良くなります。さらにスノコと床、壁との隙間に新聞紙などの吸水性の高いものを詰めることでさらに湿度を下げることができます。
天気がよく外気の湿度が下がっている時を見計らって押入れを開け放つことも大切です。押入れ専用の除湿剤も数多く販売されていますので、これらも賢く利用するといいでしょう。最近では切り炭を利用した商品が人気を集めており、除湿シートタイプの商品などは使い勝手がよくお勧めです。