インナーマッスルを鍛えるチューブトレーニング
筋トレの中にはゴムでできたチューブを使う方法があります。このチューブの長さは3メートルほどで、ゴムの強さによって色が違います。赤or黄色は女性や年配者、青or緑は男性、黒or銀は筋トレに慣れている人に向いています。
このチューブは、そのまま使うだけではなく、家具や柱に結び付けることもできます。そのため筋トレのバリエーションが広がると、注目されています。チューブトレーニングには2つの大きなメリットがあります。その一つは、安全に使うことができる点です。
よく筋トレで使われるダンベルやバーベルは、かなりの重さがあるので、万がいち落としたりすると怪我をする危険性があります。もう一つのメリットは、インナーマッスルを鍛えることができる筋トレであることです。
ダンベルやバーベルが、体の表面の筋肉であるアウターマッスルを鍛えるのに対して、チューブを使った筋トレは、体の奥深くににある筋肉を刺激します。インナーマッスルが鍛えられると関節の動きもスムーズになります。その結果、肩こりや腰痛の改善にもつながります。
なお、チューブを使った筋トレはフォームが乱れやすいので、正しい姿勢で行うことを意識してください。それと、筋トレの動作はゆっくりと進めていくのがポイントです。ダンベルやバーベルによる筋トレで鍛えると逞しい体つきになります。そこにチューブによる筋トレを取り入れてインナーマッスルも鍛えて、内側からも健康的な体を手に入れましょう。