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筋トレと食事

筋トレの効果を高める栄養素といえば炭水化物(糖質)とタンパク質があげられます。炭水化物は体内に入るとグリコーゲン→ブドウ糖へと変換されエネルギー源となります。


タンパク質は20種類のアミノ酸で形成されています。摂取したタンパク質は体内に入ると胃でアミノ酸に分解されてから再合成され各組織の原料となります。筋肉はタンパク質によって作られるのです。


炭水化物(糖質)を制限するダイエットが流行っていますが、炭水化物(糖質)が足りなくなるとエネルギーが不足します。足りないエネルギーを補うため、筋肉を分解してアミノ酸に変えてエネルギーを作り出すのです。したがって、炭水化物(糖質)の摂取を過剰に制限すると結果として筋肉量が減り筋トレにはマイナスとなります。


筋肉を太くするには「タンパク質の合成」を高めることと「筋サテライト細胞」を増殖させることが必要となります。筋トレを行うとタンパク質の合成が行われ、タンパク質の合成は食後に高まり時間の経過とともに分解されます。


食事はどか食いせずに、一回の量を少なくして回数を増やすことでタンパク質の合成を高め、分解の時間を短くすることができるのです。朝食はタンパク質と糖質を含んだものを摂るようにしましょう。量は少なくてもかまいません。


朝食を抜くのは避けてください(空腹の時間が長くなるとタンパク質の分解が進むため)トレーニング後は、なるべく早く良質のタンパク質を補給して合成の効果をあげるようにしましょう。