歯周病の症状 歯がグラグラする 口の中がネバネバする
歯周病の症状は、歯やお口周りにいろいろな形で現れます。歯周病は初期の段階で発見することが大切ですが、初期段階の症状というのは意識していないとなかなか気付かないものです。
歯やお口周りに現れる歯周病の症状を挙げてみますので自分に当てはまる症状がないかどうか、チェックしてみてください。虫歯などはなくても、早めに歯科医の診察を受けてみることをお勧めします。できれば半年に一回程度は定期的に歯科検診を受けるようにすると早期発見に役立つでしょう。
「歯と歯の間に食べ物が良く挟まる」「歯と歯の間が広くなったように感じる」
歯ぐきが歯周病菌に侵されて痩せてきている可能性があります。歯並びが不揃いになってきたと感じることもあるようです。
「歯がグラグラする」
乳歯から永久歯に生えかわる時に、歯がグラグラする感覚を覚えているでしょうか。健康な人でも、多少はグラつくこともありますが、軽い力で簡単に動くという場合には、歯周組織が菌に侵されて弱くなってしまっているかもしれません。硬い食べ物が食べにくくなったと感じることもあるようです。
「口臭が強くなる」
歯周病になると、口臭がかなり強くなるのが特徴です。周囲の人も、なかなか言いにくいものなので、自分では気付きにくいでしょう。家族など、身近な人に口臭がしていないかどうか聞いてみるといいかも知れません。
「口の中がネバネバする」
特に朝起きた時が要チェックです。歯周病菌が増えるとネバネバした感じが強くなります。寝ている間は唾液が出にくくなるので、歯周病菌が繁殖しやすい環境になるのです。