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にきびとストレスの関係

自律神経には交感神経と副交感神経のふたつがあります。私たちが昼間に活動しているときは交感神経が活発に働き、夜間休んでいるときは副交感神経が働きます。私たちのカラダは交感神経と副交感神経のバランスをうまく調整しているのです。


しかし、イライラしていたり、カラダにストレスを溜め込むと、交感神経ばかりが活発になり、心拍数が上昇!頭に血が上り緊張状態になります。このような状態が長く続くと、肌にもカラダにも悪影響を与えてしまうのです。


ストレスはホルモンの働きとも密接に関係しています。私たちのカラダはストレスを感じるとこれを抑える働きのあるホルモンが分泌されます。気分を和らげたり、心とカラダの両方をストレスから開放してくれるのです。


一時的で症状が軽いストレスの場合は、交感神経やホルモンの力で抑えてくれるのですが、ストレスや緊張した状態が持続すると、交感神経だけが活発になり、ホルモンや自律神経のバランスが崩れ動機やめまい、倦怠感、不眠など様々な症状がが出てきます。


また、ストレスは性ホルモンの分泌にも影響を与えるため、肌の弾力や潤いを与えてくれるホルモンの分泌が抑制され、にきびのできやすい環境になってしまうのです。


◇自分のストレスを知ろう
ストレスを溜め込むことは肌トラブルの原因につながります。肉体的なストレスよりも、精神的なストレスの方が肌にダメージを与えてしまうのです。額や鼻、フェイスラインなど目立つ箇所ににきびがあるとそれ自体がストレスになります。


にきびがあるから人前に出るのが恥ずかしい、何で治らないの!などイライラが溜まります。部屋に閉じこもりひとりで悩んでいる人も多いのではないでしょうか?しかし、にきびはれっきとした病気です。病気になれば病院に行くことが当たり前なのです。まずは、皮膚科など専門医に相談することがにきび治療の第一歩です。


私たち人間の日常は、毎日楽しくて充実した日ばかりを送れるわけではありません。つらいことや悲しいこと、嫌なこと、マイナスなこともあり、ネガティブな気持ちになることもあります。ストレスをまったく感じない生活をしている人はいないのではないでしょうか。ストレスは誰にでもあるので、それをうまく発散していくことが大切です。


ストレスは人それぞれ感じ方や理由、原因、度合いなどが違うので、自分にあった解消法を見つけましょう。私の場合だと、ショッピングや、音楽を聴いたりしますが、皆さんはどんな発散法をしていますか。