ヨーグルトにはビフィズス菌などの乳酸菌が多く含まれているため、ヨーグルトを食べると腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整えてくれる効果があります。その結果、免疫力が強くなり便秘になりにくい体質になります。
老廃物が腸内にたまらなくなると、ウエスト回りがすっきりとするためスタイルもよくなります。
乳酸菌は数百種類もありそのすべてを把握するのは困難です。代表的な乳酸菌としてビフィズス菌、LG21、アシドフィルス菌、カゼイ菌、シロタ株、LGGなどがあります。
乳酸菌と言えばビフィズス菌を連想するぐらい有名な菌です。厳密に分類すると乳酸菌とビフィズス菌は別の菌ですが、ひとくくりにされていることが多いです。
LG21は、大腸ガンの原因とされるピロリ菌の数を減らしてくれる効果があるため注目されている乳酸菌です。
アシドフィルス菌やカゼイ菌は酸に強いという特徴があり、生きたまま腸に届く確率が高い乳酸菌です。
シロタ株はヤクルトに入っている乳酸菌です。ヤクルト菌とも呼ばれています。シロタ株も、生きたまま腸に届く乳酸菌で、近年の研究ではNK細胞を活性化させる効果があるとして注目されています。
NK細胞はウイルスや悪さをする細胞から私たちを守ってくれる細胞です。
私たちの体内では頻繁にがん細胞が誕生しています。一日に数千~数万個のがん細胞が誕生しているとする説もあります。
NK細胞は常に体内をパトロールしています。パトロール中にガン化した異常細胞やウイルスを見つけると攻撃して退治してくれるのです。
とても頼もしいNK細胞ですが、加齢により活性が衰えます。つまり年をとるとだんだん元気がなくなってくるのです。
そうなると、パトロール中にガン化した細胞を発見しても退治できなくなり、がん細胞の増殖を抑えきれなくなります。
ヤクルトに含まれる乳酸菌シロタ株にはNK細胞を活性化させる効果があるとされ注目が集まりました。通常のヤクルトでも十分効果がありますが、より菌の数が多いヤクルト400という商品も販売されています。
はちみつにはビタミンB1、B2、ビタミンC、ミネラル、アミノ酸、酵素、ポリフェノールなどが豊富に含まれています。
はちみつは砂糖よりも甘味度が高くカロリーが低いので、プレーンヨーグルトに入れる人が多いのです。
糖分を気にする方は、ヨーグルトにはちみつを入れることをためらうと思いますが、はちみつはビフィズス菌を増殖させる効果があるという研究結果がでています。
はちみつに含まれるグルコン酸がビフィズス菌を増殖させる働きがあることが日本栄養食糧学会で発表されました。
はちみつには強い殺菌効果があるので、ヨーグルトと一緒に摂るとビフィズス菌にも悪い影響がでるのでは?と敬遠していた人もこれで安心してはちみつを摂ることができますね。
ただし、はちみつの摂り過ぎには注意してください。はちみつの成分の8割はブドウ糖と果糖です。摂り過ぎれば太りますし、糖尿病などの心配もでてきます。
プレーンヨーグルトに飽きたときに、少し味を変えるためにはちみつを入れるぐらいがちょうどいいと思います。
≪ ピロリ菌が除去できる機能性ヨーグルトってありますか?頭痛や吐き気、寒気などの症状を伴う病気 ≫
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