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若者の就職支援・制度や機関を活用しよう!

若者が仕事に就かないことが一種の社会問題になっています。その原因の一つとしては、アメリカのウォール街に端を発した世界的な経済不況が挙げられ、各企業が新卒の採用を控えたりリストラを行ったりすることで、仕事に就けない、あるいは仕事を失う若い人が増えています。


そういった若者が就職できるようにいろいろな支援活動が行われているのをご存知でしょうか。その多くが公的機関が実施しているサービスですので、利用にあたっても無料の場合が多く、仕事探しの有効な手段としてとてもお勧めです。


多くの人が求人情報誌や求人情報サイト、人材派遣への登録などで仕事探しを行っていると思いますが、こういった公的サービスは是非利用したいところです。現在働いていない若者だけでなく、若者の保護者も対象として支援活動を行っているのが「地域若者サポートステーション」で、全国各地に全92施設が展開されており通称「サポステ」と呼ばれています。


サポステを代表するプログラム「若者自立塾」では、3ヶ月間の合宿を通じて若者が自立するための生活習慣の確立や具体的に労働を体験することで、合宿後にスムーズに仕事探しへ移行できるよう若者を促すことを目的としています。


学校を卒業してから1年以内の若者のためのサービスを行っている「学生職業総合センター」は各都道府県に設置されており、積極的に支援活動を行っています。若者にターゲットを絞った求人情報を検索できるのはもちろんのこと、窓口では専門員が若者からの相談に乗ってくれますし、全国で開催されている就職フェアの情報提供など、若者の仕事探しに大きく寄与しています。


国の機関である経済産業省は「ジョブカフェ」を運営しています。求人情報チェックをしながら自分がどういった職業に向いているのかの診断をしてくれたり、面接の行い方、履歴書をどう書くかなど、仕事探しに実際に役立つさまざまな情報提供を行っています。気になる業界の知識やインターンシップなど、実践的な支援が行われているのも嬉しいですね。