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坂本龍馬と西郷隆盛

西郷隆盛の写真

坂本龍馬と西郷隆盛!幕末の英傑といわれるこのふたりはいつごろ出会ったのでしょうか?


通説によると1864年京都で会ったことになっています。当時、西郷は薩摩藩の軍賦役として京都の薩摩藩邸に滞在していました。勝海舟の紹介状を持った龍馬が、京都の薩摩藩邸に西郷を訪ねて面会をしたようです。


面会後、海舟の元に戻った龍馬は、西郷の印象を「小さく叩けば小さく響き、大きく叩けば大きく響く」と語ったと伝えられています。


その後、海舟と西郷が会談をして、ふたりは意気投合!お互いを高く評価するようになります。神戸の海軍操練所が閉鎖されるときも、龍馬たち塾生を西郷と小松帯刀に預けることになり、このことで龍馬と西郷は急速に親交を深めていくことになります。


龍馬は、西郷ら薩摩藩の援助を受け、海援隊の前身である亀山社中を結成!武器商人であるグラバーと取引を開始して武器の御しや運搬の商売を始めます。


亀山社中→海援隊が薩長同盟に果たした役割はとても大きいものがあります。犬猿の仲であったこの両藩を経済活動を通じて結びつかせることで、お互いの不信感を払拭させ、不可能と思われていた同盟を締結させたからです。