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水虫の治療薬 アゾール系と非アゾール系

水虫を引き起こすのは「カビ=真菌」の一種なので、治療には抗真菌薬を用います。水虫の治療に用いる抗真菌薬にはアゾール系と非アゾール系がありますが、その中でさらに7種類に分類されるほどたくさんあります。


病院でよく用いられるアゾール系の水虫治療薬は皮膚への浸透力が高く、長い時間でも効き目が薄れません。殺菌力も強い薬です。水虫の治療法としては、薬局で水虫用の薬を購入する人も少なくありません。


市販の水虫薬では、ブテナロック、ダマリンエース、ラシミールなどがよく知られています。購入する時には自分の水虫の状態について薬剤師に伝えてください。カサカサと乾いているのか、ジュクジュクと湿っているのかによって薬が変わります。


また、水虫を病院で治療する人もいます。病院の場合には外用薬、内服薬どちらも処方できますが、爪水虫以外であれば、ほとんどが外用薬を用いて治療をします。治療薬は主にアゾール系に分類されるイミダゾール系、トリアゾール系です。


特にイミダゾール系の成分である硝酸ミコナゾールは、水虫治療の薬として有名です。その他、病院ではエンペシド、フロリードD、エクセルダーム、マイコスボールなどのアゾール系の薬が処方されます。水虫は、病院の薬でも薬局の薬でも根気よく用いて治療をすることが大切です。