手湿疹、水泡、痒みの症状は手の水虫
人間がかかっている水虫が、ペットにも感染するということはご存知でしょうか。もし犬や猫などのペットに円形脱毛症ができたり、痒がる様子が見られたら水虫を疑いましょう。
特に家族に水虫の人がいる場合には、ペットもかかっている可能性があります。ペットが必要以上に手足を舐めたりしている場合、すぐに動物病院で診てもらってください。そしてペットの水虫がさらに人間にうつることもあります。
一般的な水虫の症状は痒み、水泡、発赤などですが、ペットからうつると症状がさらに強くあらわれ、患部が腫れることもあるようです。また、よくありがちな足の裏などではなく、多くの場合には手や顔に症状があらわれます。
手や顔に湿疹、水泡があらわれたり、強い痒みの症状がでている場合はペットから水虫が感染した可能性があります。
もしも、飼い主とペットの両方に水虫ができてしまったら、それぞれきちんと治療をしないと完治しません。両方がしっかりと治療を受けることが大切です。
ペットがいる家での水虫対策としては、ベタベタとくっつくようなスキンシップは控えること、ペットと遊んだりしたら、石鹸で手を清潔にすることなどが挙げられます。
また、部屋の中の掃除をこまめにしましょう。さらに、お風呂場などにあるマット類は白癬菌が増殖しやすい場所なので、特に気を配って清潔にしてください。
飼い主もペットも、両方が水虫で苦しむことのないように、普段から気をつけて過ごしましょう。