大学授業料・学費を借りるには
大学の入学金や授業料、学費を払うためにはまとまったお金が必要になります。貯金で賄えない場合、金融機関から借りることになります。最近では銀行や信販会社、保険会社なども学費ローンのサービスに参入してきています。各社によって金利などの条件が異なりますが、中でも人気なのが銀行が行っている学費ローンです。
銀行の学費ローンの特養としては、審査が厳しい反面、金利面や返済面での優遇があることです。もちろん各銀行によって学費ローンの詳細は異なりますので、気になるサービスがあれば資料を取り寄せたり窓口で説明を受けるなどするといいでしょう。
なお、地方系の銀行によってはその地域に在住の住民のみを対象とした融資となっていることもありますので、申し込みをする前に必ず確認しておきましょう。
銀行の学費ローンの特徴としては、有担保と無担保のローンがあることです。有担保のローンの場合は銀行の指定している信用保証会社がローンの保証をしてくれます。無担保と言えども保証を受けなくてはならず、この場合は銀行から紹介される消費者金融会社に保障の手続きを申請しなければなりません。
もう少し具体的に説明しましょう。有担保の学費ローンを申し込む場合は銀行の窓口のみでの受付となります。有担保ということもあり融資してもらえる金額は高めに設定されており、金利は2%台で返済期間も長めになっています。
これに比べて無担保の学費ローンの場合は融資金額は最高で300万円程度、金利は3%台で完済までの期間も短めになってしまいます。しかし、融資の申し込みから融資開始までがスピーディで審査も有担保に比べて若干緩和されているというメリットもあります。
このように、同じ銀行の学費ローンと言っても担保の有無によって条件が異なります。もちろん銀行ごとによってもサービス体系がそれぞれ違いますから、各銀行の窓口で確かめるようにしてください。
銀行以外にも大学の入学金や授業料、学費を借りることのできる金融機関や公的機関はありますから、いろいろと比較検討してみることをお勧めします。