バイクメンテナンス・ハンドル調整
バイクメンテナンスは、主に各パーツをチェックして整備や交換などを行いますが、それに加えて、運転の快適性を高めるための調整も大切です。ストレスなくバイクを運転するために必要なことと言えるでしょう。
その一つとして、ハンドルの調整が挙げられます。手の大きさや指の長さには個人差があるので、その人にとっての最適なハンドルの位置も異なります。バイクメンテナンスにおいては、最適なハンドル位置になるように調整をしておきましょう。
バイクのハンドルは、ハンドル中央部のボルトかネジを緩めて調整をします。ハンドルにカバーがついているタイプでも、カバーを外せばできるでしょう。そして、ボルトまたはネジを緩めてハンドルを動かしてみて、最適な位置を探してください。
バイクのハンドルが、いま一つ自分に合わないからと、ハンドルごと交換をする人もいますが、まずは自分で調整をしてみることをおすすめします。それほど手間がかかる作業ではないので、やってみる価値はあります。もし調整だけで問題が解決すれば、新しいハンドルの購入代を節約することができるからです。
バイクのハンドルについては、自分に合う位置になっていないと、全身のバランスが悪くなる場合もあります。知らず知らずのうちに体に負担がかかる姿勢になっている可能性もありますので、メンテナンスの際にきちんと調整をしましょう。
バイクメンテナンスとは、傷んだり古くなったりしたパーツを整備・交換することだけではなく、快適な気分でバイクを走らせるためのものでもあるのです。