レム睡眠 ノンレム睡眠

24時間営業の店や、夜勤のある職場の増加にともない深夜でも活動する人が増えています。現代社会で生活するわたしたちは常に睡眠不足に陥る可能性があります。

健康な身体を維持していくためには、睡眠を欠かすことはできません。わたしたちは寝ている間に細胞の修復と再生を行っているからです。

わたしたちの睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠が存在しま。レム睡眠中は、眠りが浅く脳は活動していますが、身体は休んでいます。夢を見るのはこのレム睡眠中です。

ノンレム睡眠中は眠りが深く脳は活動を停止（一部を除く）していますが、身体は動く状態です。レム睡眠は身体を休ませるための睡眠であり、ノンレム睡眠は脳を休ませるための睡眠と言えます。

布団に入り眠りにつくと深い眠りのノンレム睡眠が訪れます。ノンレム睡眠は第一から第四段階まであり、第四段階が最も眠りが深くなります。この最初のノンレム睡眠は1～2時間ほど続きますが、一日の睡眠で最も眠りが深くなります。

ノンレム睡眠が終わると浅い眠りのレム睡眠へと進みます。このノンレム睡眠→レム睡眠のセットを一晩に3～6セット繰り返すのですが、セットを繰り返すうちに眠りは徐々に浅くなっていきます。つまりノンレム睡眠の時間が短くなり、レム睡眠の時間が長くなっていくのです。