名刺交換のマナー 禁止事項
会社組織では何事にも禁止事項は存在しますが、ビジネスマナーとしての名刺交換にも、絶対にするべきではない禁止事項、タブーが存在するのです。
1、名刺をもらった直後にポケットなどにしまわない。
名刺をもらってすぐにポケットにしまうのは良くありません。例え、あなたは大切に扱うつもりでも、何かあって折れ曲がってしまったり、汚れてしまうことがあるかもしれません。ビジネスマナーとして、相手の「顔」をポケットに簡単に放り込むのは軽薄です。
2、名刺をみだりに触り続けない。
名刺を頂いた直後に、会議室のテーブルに並べておくのは悪いことではないのですが、その名刺を、ちょこちょこと触り続けるのは失礼にあたります。繰り返しになりますが、名刺はその人の分身ですので、触られ続けるのは不快なものです。名刺で弄ばれてはあなたもいい気分はしないはずです。
3、名刺をおき忘れない。
これも非常に、ビジネスマナーとしては失礼な行為です。会議が終わって、会議室に名刺を置きっぱなしで帰られてしまっては、何のための名刺交換だったかわかりません。そもそも、自分の存在が忘れられてしまったような気持ちになりますので本当に無礼です。絶対にしてはいけない禁止事項です。もちろん、床に落とすようなことも言語道断です。
4、名刺を汚さない。
頂いた名刺に、物をこぼしたりすることは、ビジネスマナーとして絶対にNGです。会議では飲み物がふるまわれたりしますが、絶対に汚さないように細心の注意を払いましょう。名刺に相手の記録を残すことはOKとされていますが、相手がいるのに書きこむというようなことはやめましょう。マナー上OKだとはわかっていても、愉快なものではありません。