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大工の平均年収・学力よりも技術力

大工になると、平均して350万円ー400万円の年収を得ることができます。しかし大工は時期によって仕事量に大きな差が生じる場合もあります。中には数ヶ月もの間、仕事が入ってこなくなってしまい、副業で収入を得るというケースもあるようです。


また、大工として働き始める時には、道具を揃えるための費用がかかります。さらに、仕事を続けていく上では、作業効率を上げるために、いつも新しい道具や材料を揃えておく必要があります。平均年収が350万円ー400万円といっても、そこから道具代などの経費を差し引いて考えましょう。


では、大工になるには、どうしたらよいのでしょうか。多くの場合は「親方」に弟子入りをして大工の修業をします。しかし、もしも弟子入りできる親方がいない場合には、建設会社や工務店の求人を探してください。「初心者OK」と明記して募集をしている会社であれば入社できるでしょう。


大工には学歴は関係ないですし、何らかの資格を取得する必要もありません。ただし建築士の資格などを持っていると、仕事の幅が広がります。その結果として、平均年収よりも高い収入を得ることができるので検討するのも良いでしょう。


それから、大工として独立して仕事を受けることもできます。やり方次第では、平均年収を超える収入も期待できると言われてます。いずれのタイプの大工になるにせよ、常に高い意識を持たなければいけません。まずは多くの仕事を依頼される大工を目指して、クオリティの高いものを作っていくことが大切です。