超電導リニアモーターカーはタイヤで走る
リニアモーターカーにもタイヤがある
超電導リニアモーターカーと聞くと、宙に浮いて走るというイメージがありますよね。もちろん浮上して走るのですが、出発してすぐに浮上する訳ではありません。
リニアモーターカーにはタイヤ(支持車輪、案内車輪、緊急着陸車輪、案内ストッパ車輪)が装備されています。
鉄道の車輪(タイヤ)は鉄製ですが、リニアモーターカーにはゴム製タイヤが採用されています。
タイヤ走行から浮上走行へ
出発してしばらくの間はタイヤで走行し、時速150km/hあたりでタイヤ走行から浮上走行にかわります。
浮上走行中、タイヤは車体に格納され、停車駅が近づき減速すると再びタイヤが出てきてタイヤ走行に切り替わります。
通常の走行(タイヤから浮上、浮上からタイヤ)では、支持車輪と案内車輪が使用されます。
万一の緊急時には、緊急着陸車輪と案内ストッパ車輪で安全に走行できるシステムになっています。
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