生理不順(せいりふじゅん)
生理とホルモンバランス
最近、生理不順(せいりふじゅん)で悩んでいる女性が増えているようです。生理の周期が25日から30日で、毎月日数が3日から7日間程度で、多い日でナプキン交換が1時間に1回程度であれば、生理は正常だと思われます。
規則正しく生理が起こるのには、エストロゲンとプロゲステロンという2つのホルモンバランスが正常に増減することによります。基礎体温を測定するとわかる、低温期と呼ばれる時期にエストロゲンが分泌され、排卵期にはエストロゲンとプロゲステロンが同時に分泌されます。
高温期になるとエストロゲンの代わりにプロゲステロンが分泌され、この時期に受精卵が着床しなければ、子宮内膜が剥がれ落ち、体外へと排出されて生理となります。
生理不順の原因はホルモンバランスの乱れ
この2種類のホルモン、エストロゲンとプロゲステロンのホルモンバランスが乱れると、肌のトラブルや生理不順などを起こしてしまいます。ホルモンバランスが乱れる原因としては、ストレスや不規則な生活などが考えられます。
生理不順というと、毎月の生理の時期が一定でないことだけを思いがちですが、日常生活に支障をきたすほどの生理痛や、月経量が多過ぎたり少な過ぎたりすることも生理不順といわれます。
最近では生理不順の女性が多いので、あまり深刻に悩まない人も多いようですが、ホルモンバランスが乱れていると、全身の健康維持にも影響を与えかねません。
長い間、ホルモンバランスが乱れたまま放っておくと、妊娠しにくい体質になることもあるので、生理不順は誰にでもあると考えないで、気になるようであれば産婦人科を受診するようにしましょう。
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